つぶやき 2015.07.10
普通は普通じゃないんです

新幹線の出来事から

不通は普通でないのです 

普通は素晴らしいことなのです



ザッ、ザッ、ザッ、ザッ、・・・



夕闇の参道に無言300人の玉砂利の音が響きます。



私も伊勢神宮夜間参拝に参加したことを思いだしました



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ぷれし~どの高島・ルパン・亮のブログより



■ 「ありがとうお礼参り」であらためて



こんにちは。

ぷれし~どの高島・ルパン・亮です。



先日、「ありがとうお礼参り」に行ってきました。



毎年6月30日に行われる小林正観さんのイベントで、

伊勢神宮に「ありがとう」だけを言って参拝します。



今回で10回目。

正観さんがいらっしゃらなくなってからも毎年続いていて、

今年も全国から300人近くもの方々が参加しました。



この「ありがとうお礼参り」は、

第1回からそうだったんですが、

伊勢神宮から特別に許可が下りて、

夜間参拝をさせていただけるんです。



ザッ、ザッ、ザッ、ザッ、・・・



夕闇の参道に玉砂利の音が響きます。



300人近くもの人たちが、

夜間の参道を、

やかんを持って・・・



あ。やかんは持ちません。



無言のまま参道を進み、正宮へ。

全員そろったところで、お参り。

二拝二拍手一拝。

そして、5分間、「ありがとう」を唱えます。



「ありがとう」は1分間で100回くらい唱えられますから、

単純計算すると、100回×5分×300人=15万回。

少なめに見たとしても、

10万回以上の「ありがとう」が、

伊勢神宮にこだましたことになります。



「神社は、感謝をしに行くところなんですよ」



正観さんのこの言葉どおり、

今すでにある(与えられている)ものへの感謝、

無事に生きていられることへの感謝、

自分を支えてくれているあらゆる存在への感謝、

今年もお礼参りに来ることができたことへの感謝、

それぞれの感謝を「ありがとう」とともに、

神さまへとお伝えしたのでした。





今年は、当日起こった新幹線の火災事故の影響もあり、

普通にお礼参りに行けることが、

決して当たり前ではないということを、

あらためて感じさせられました。



火災事故でお亡くなりになった桑原佳子さんの

ご冥福を心よりお祈り申し上げます。



伊勢神宮に向かいながら、

お隠れになったのですね。



「(電車が)不通だと、普通には行けません。

 不通じゃないと、普通に行けるんです。

 つまり、ふつうというのはふつうじゃないということです」



正観さんもよくおっしゃっていましたが、

普通は決して普通じゃないんです。



一見すると当たり前に見えることも、

実はなかったかもしれないことの連続に支えられた、

まさに「有り難い」ことなんですよね。



普段は、つい忘れてしまいがちですが。



だから、お礼参りに行けたことも、

決して普通でも当たり前でもなく、

有り難いことだったんです。



今すでにある(与えられている)ものも、

無事に生きていられることも、

自分を支えてくれているあらゆる存在も、

どれも実は、

有り難いことだったんです。



そこにあらためて気づかせてもらった、

「ありがとうお礼参り」でした。





夜間参拝(やかんは持たず)の翌日、

お神楽のあと、正式参拝もさせていただきました。



参道を歩きながら、

いつもお世話になっている神宮の神官の方が、

こんなお話をしてくださいました。





天照大神(アマテラスオオミカミ)さまが天岩戸にお隠れになったとき、

神さまたちは嘆き悲しみました。



そして、天岩戸から出てきてもらうために、

懇願したり説得したりしました。



でも、天照大神さまは何もお応えになりません。

岩戸は閉ざされたままです。



そこで神さまたちがしたことは何だったかというと、

それは宴だったんです。

歌って、踊って、笑って、宴を楽しんだんです。



つまり、お祭りですね。



すると、楽しそうな笑い声に誘われて、

天照大神さまが天岩戸を開けた。



その瞬間、楽しそうに笑っている神さまたちの顔(面)が、

天照大神さまの光に照らされて、明るく白く映し出された。



これが、面白い(面が白い)の語源です。



また、そのとき神さまたちは、

手(た)を伸ばして(のし)踊り、

手(た)を伸ばして(のし)互いに手をつないで、

宴(祭り)を楽しんでいた。



これが、楽しい(た・のし)の語源です。



だから、天照大神さまは、

面白い人、楽しい人、ワクワクしながら生きている人が好きなんです。



嘆き悲しんでいても、天照大神さまは来てくれません。

懇願しても説得しても、天照大神さまは応えてくれません。

明るく、楽しく、面白く、ワクワクしていると、

天照大神さまは喜んでくれるんです。



明るく、楽しく、笑顔で生きること、

それが、神道を生きるということなんですよ。





とてもいいお話をお聴きすることができました。

なるほど、神道とは神社で参拝すること(だけ)ではなく、

日々の生き方なんですね。



普段の生き方の積み重ねによって、

神道が浸透していく・・・



(シーンとしちゃった?)



このお話を聴いて、

今回の「ありがとうお礼参り」を通じて、

あらためて思いました。



普通が当たり前ではない、有り難いことだということを感じながら、

今すでにある(与えられている)ものにも、

無事に生きていられることにも、

自分を支えてくれているあらゆる存在にも感謝しながら、

明るく、楽しく、笑いながら、

生きていきます。



ありがとうございます。

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