当社の期首は10月、経営計画発表会(このタイトルも少し違和感?)において私は
「努力するな、頑張るな、マニュアルいらない、お客様は神様じゃない」
ただひたすら前の前にいる人の喜ぶこと、気持のいいことをやりましょう、と宣言し
そのとおりに実行してきた。
世の中の流れにニコニコしながら流されてしまおうと、心底おもっていたのだ。
以前の私は、自分で言うのも何であるが、努力、根性、信念、率先垂範、自分を追い込み必死に活動している自分は美しいし、それが家族社員の為、人生苦労は買ってでもせよ であった。
それが、「ありがとう」を心を込めなくてもいいからひたすら声にだして言い、100万回を超えたあたりから急に見えや外聞が無くなり、自分も含めて楽しいこと、わくわくすることをやっていればいいのだ、めんどくさいこと辛いことは避けて通ればいいと実感。
これが 「努力するな、頑張るな、マニュアルいらない、お客様は神様じゃない」宣言となった。
努力しない頑張らないので100年来の不況の中、自動車部門の月次の赤字は大変なもの、でも思いがけない他部門の収入がポコポコ入るのでなんとか帳尻が合う。 (神様のお陰)
あれから丁度5ヶ月が経過した。
現場には相変わらず、頑張るな、努力しなくていい、楽しいことを見つけてすればいい、目の前の人の喜ぶことだけに集中すればいい、わくわくすることを探せ。
お客様だけ特別(神様)なのではなく、目の前にいる人がお客様であるだけ。
目の前にいる人がパートさんでも同僚でも、ペリカン便の人も郵便やさんも同じ
つまり目の前の人に集中する。
なんと 収益がプラスに転じてきたのである
すごい、すごい。