そろばんや暗算の話ではありません 引き寄せの法則の話です
あるブログから
ここから
「愛、もう全部できたの?」
「はい。」
それを聞いて驚いた
クラスの子供たちが、
先生と愛のまわりに
集まってきました。
ここは、
サンフランシスコ郊外にある
グリーンブルック小学校。
仕事の関係で、アメリカに
駐在することになったため、
娘たち4人のうち、上の3人は
地元の小学校に通うことにしました。
もちろん、英語を全く話せない娘たちは、
授業の内容はチンプンカンプンです。
家に帰ってくると、夜遅くまで、
親子で宿題に取り組みました。
そのようなときに、長女の愛は、
算数の時間に、簡単な計算問題の
テストを解くことになりました。
本来は6年生ですが、
語学力の問題から、
5年生のクラスに入れられた長女の愛は、
20問ほどを、暗算で、
ささっと解いてしまいました。
日本では、算盤を習っている子なら、
普通の早さです。
愛は、解き終わったので、ひまそうに
きょろきょろしていると、
先生が不審に思って近づいて来ました。
答案用紙を見ると、
全部終わっているではありませんか。
クラスで一番計算の得意な子供が、
まだ5問目を解いている最中でした。
他の子供たちは、まだ1問目か2問目です。
この日から、愛は算数の天才として、
みんなから注目を集めることになりました。
正直、この頃は、子供たちに取って
一番きつい時期で、本音は日本に
帰りたいと思っていたのでしょう。
でも愛は、算数の時間だけは幸せでした。
こういう言葉があります。
「気分の良い人は、良い成果を生む」
私たちのことを考えてみましょう。
どういうときに、最も仕事が
はかどりますか?
気分の良いときですか?それとも
気分の悪いときでしょうか?
もちろん、良いときですよね。
ビジネスにおいても、
優れたマネージャーは、
部下が自分自身に対して、
気分よくなれるように援助することが、
より多くの成果をあげる鍵だと知っています。
それと同じように、私たちも、
成功の道を歩み続けるためには、
できるだけ長く、幸せな気持ちを
維持し続けることが、
欠かせません。
幸せな気持ちを維持し続ける、
自分なりの方法を会得している人は、
成功する人です。
娘の愛は、算数の成績が常に良かったため、
他の科目も、徐々に上がっていきました。
算数の勉強をするときは、
気分が良かったので、他の科目の勉強にも
積極的に取り組んでいけたのだと思います。
2年後、彼女はグリーンブルック
スクールの卒業式で成績優秀者
上位5名に選ばれ、他の4名の
生徒とともに、合衆国大統領の
サイン入りの表彰状をいただきました。
「気分の良い人は良い成果を生む」は、
本当なのだなと実感したときでした。
あなたは、仕事をやっている時に、
気分良く出来ていますか?
あるいは、気分が良くなる工夫は
されていますか?
普段、気にかけていないこの「気分」
を変えれば、大きな成果を生み出す事が
できるかもしれませんね。
ここまで
よい気分でいると良い気分のことを引き寄せる
いつもよい気分でいればいいことしか起こらない
ありがとうございます