シンガーソングライター・歌屋櫻さんが7回忌を迎える母親の遺影と位牌をスカーフに包んで飛行機に搭乗した際、出発前に客室乗務員から荷物を前席の下に入れるよう要求されたため、櫻さんはわがままを承知のうえで「中に遺影が入っているので、抱いたままでもいいでしょうか」と質問、すると乗務員は非礼を詫びるとともに遺影を隣の空席に「着席」させ、一緒に風景を楽しむよう提案してくれた、という話だ。
記事は「櫻さんによるいささか無理な要求に対し、乗務員がむしろ先に謝罪し、さらに遺影を乗客同様に扱ったことで、彼女は一生忘れられない心温まる体験をしたのだ」と説明している。
また、エピソードを知った中国のネットユーザーからは「日本が強いというのは、口先ばかりの話ではない」、「人本位のサービスが、乗客を感動させたのだ」、「サービスを語るなら、やっぱり日本だな」といった賞賛のコメントが寄せられている。