■ 整備エリア風景■
メルセデスベンツのW124は
当社の整備エリアでもよく目にするお車の一つ。
今回は320CE cabrioletを発見。
私のような素人だとオープンカーとまず言ってしまうのですが
オープンカーの中に
・cabriolet (カブリオレ)
・conbertible (コンバーチブル)
・Rodster(ロードスター)
・スパイダー
この4種の呼び方があるようです。
違いとしてはカブリオレ、コンバーチブルは閉まっている状態が基本。
完全なクローズドボディにできないとだめなのです。
一方のロードスターとスパイダーは
オープンにした状態がデフォルトの状態で
2ドアが基本なのです。(雨の時どうするのかと考えてしまいますが)
傍目から見るとそこまで明確な違いはわからないので「オープンカー」と一括りししてしまいがちですが、奥が深いものなんですね。
そしてこの320CE cabrioletに話は戻りますが
実はこのカブリオレを生産する際に懸念されたのが、オープン化する事で発生するボディの剛性と安全性の低下。
この課題に対処するために、約1000点に及ぶパーツを新設計したのだとか。
メルセデスベンツのプライドを賭けた努力の結晶で出来上がったのが
このカブリオレなんですね!