トヨタVISTA の「ワイパー交換」作業です。
「ワイパー」と一括りにされる事が多いのですが、
実は「ワイパーアーム」「ワイパーブレード」「ワイパーラバー」の3つにより
成り立っています。
その中で、様々な観点から1年に一度程度の交換が推奨されているのが、
「ワイパーブレード」(ラバー部分を含む)。
このワイパーブレード、車の部品の中でも脱着が簡単であることから
ご自身で作業をされる方もいらっしゃるかもしれません。
ブレードを取り外してしまうとブレード自体の大きさ(長さ)が左右で
異なること、またアームの長さも左右非対称である事に気がつきます。
● 運転席側:
アームは短いがブレードは長く、広範囲の払拭が可能。
● 助手席側:
アームは長くブレードが短い。払拭面積としては運転席側に及ばない印象。
運転手側の視界確保を最優先にした結果、助手席側はその「補助的」存在となった事。
誕生から100年以上経つ現在も姿・形が変わらず
これからも絶対に欠くことことが出来ない稀有な存在のワイパー。
左右対象のワイパーもあればシングルワイパーもある。
夏用(雨天向き)もあるし冬用(降雪対応)もあったりと、
とても身近な存在なようでいて、ワイパーには案外知らない世界が広がる
ようです。