『「聞く」・「聴く」・「訊く」の明確な違いを知っていますか?』
私、この違いをなんとなく使って、はっきりと認識していませんでした。
あなたは、いかがですか?
漢字たるもの、本当に凄いですね。
分解すると、意味がとても深く分かるのです。
「聞く」は、字を分解すると、門の中に耳がある
家の中にいて、耳に入ってくる外の音を聞く。
室内にいて、風の音や鳥の声など、外から入ってくる音をぼんやりと聞いている状態。
聞き分けるのは、それが心地よい音か、不快な音かだけだそうです。
つまり、聞こえているだけで、理解はしているか?伝わっているか?どうか分からないのが「聞く」です。
「聴く」は、字を分解すると、“耳”+“目”+“心”
つまり、目と心をこめて、しっかり相手の話を聴く状態。
悩みや人生相談、部下の話をきくときは、この「聴く」ですね。
「訊く」は、言偏であり、“問う”・“尋ねる”とも読む
相手の話を伺い、その相手の話に興味を示すとき。
「それで?」・「それから?」・「なぜ、そうなったのですか?」と話す側の心の内を引き出す質問をすることで、話の内容が深まるように導くききかたです。
いかがでしたか?
どうぞ、ご活用ください!