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社長ブログ 2022.06.20
カップラーメンが美味い!

潜在ニーズ、コマーシャルインサイトを探せ

現代、モノが溢れる中、消費者の必要とする商品やサービスは“その需要を見つける”のではなく、“すでにある需要から作り出すこと”が必要となっています。

機能や品質が均質化され、消費者に重要視されるのは「価値」や「体験」。

消費者が必要とするものは何か?

つまり、コマーシャルインサイトを発見しなくては、新たな需要を作り出すことは難しいと言われています。

身近な例として、私が食べるようになった“カップヌードル”。

最近のカップヌードルは、とても美味しいと思いませんか。

我々年配者は、若い頃はカップヌードルというものは食べましたが、健康に問題?があるので、あまり食べませんでした。

しかし、近年は高級なカップラーメンがたくさんあり、私もよく食べています。

特に、パラグライダーフライト後の高原でのラーメンは最高です。

これは、メーカーのシニアに対する健康と高級志向を上手く取り入れた戦略でした。

また、飲食店向けの油のろ過器を製造しているあるトップメーカーが、開発から20年が経ち競合会社も出始め、売れ行きがが鈍化して苦戦していました。

そこで、そのメーカーは機械の機能や性能でなく、飲食店が抱えるこの油交換の痛み、高温の油の交換の危険性に注目して製品改良しました。

安全な職場環境に注目して、また、販売を伸ばし始めたとのこと。

同じように大戸屋レストランが2階や地下にあるのは、家賃が安い点もさることながら、女性客がお店に入るところを見られたくない心理を上手く解決したものだと言われています。

実は、その痛みに消費者自身も気がついていない場合があるのです。

常識や思い込みをやめて、コマーシャルインサイトを見つけよう!

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