【ハイポニカ巨木トマト】
・市販の種子から、遺伝子操作も特殊な肥料も不使用で栽培。
・水耕栽培により、1年で直径10mの生長。
・1万6千個以上の果実(トマト)を実らせる。

開発者の野澤重雄さんは言う。
一番大事なのは、まだ、小さい苗で物心もないようなときに、
「どんどん成長しても、必要なものは充分入ってくるよ。」
「どんどん成長しても、大丈夫だよ。」という“安心感”を与えてやること。
ハイポニカ巨木トマトは、水槽の中で根が養分を吸いながら、限りなく成長できるようにしています。
そして、母親であり与える立場の側は「疑わないこと」。

植物の種は、もう親から離れて独立して生きるのだから、生きるためのすべての要素は、
すでに持っているはずです。
そこに、不備なものは絶対にありません。
生きるための完璧な機能を、すでに種自身の中に持っているのです。
野澤さんは「種にとって非常に良い状態を引き出し、そのときには、決して種の力を
「疑わないこと」が大切だ。」と言います。
「この程度まで育つだろう。」
「このくらいの樹になるだろう。」という無意識の制限を心に持ってはいけません。

生態自身の選択に任せ、ただただ無心に良い状態だけを与えてやる。
すると、植物は我々の想像を遥かに超える成長を見せるのです。
もし、人間がこのトマトの巨木と同程度の力を発揮したら、それは超能力のような形で片付けられ、
排除されていくことでしょう。
しかし、目の前に、トマトの巨木は存在しているのです。
科学が認めようと認めまいと、ただ、凛然と存在しているのです。
この存在をどう受け取るかは、個々人の心の問題です。
つまり、枠を付けない・限界を設けない・成長を妨げない。
明日の天才たち母親が持っている共通項そのものです