綺麗にするために行う洗車が、やり方次第では車にダメージを残してしまうことも。
ここでは「NG洗車」を3点に絞って伝えしたいと思います。

目次
NG洗車方法3点
①炎天下で洗う
②しっかりと水で流さず洗い始めてしまう
③自然乾燥させてしまう
洗車のコツは!?
まとめ
NG洗車方法3点
①炎天下で洗う

青空のもとで洗車したくなりますが、出来れば曇りの日などの気温が高くない時がおすすめ!
洗車で「水道水」や「カーシャンプー」を使用する際に、高温だったり日差しが当たっていたりすると思ったより早く乾燥してしまいます。
水道水が乾燥すると「イオンデポジット」と呼ばれるミネラル分が乾燥しボディに付着して残ります。このイオンデポジットは普通に洗車しても落ちなくなってしまうので厄介です。
さらに、水道水がウィンドウで乾燥してしまうとガラスのウロコの原因になり運転時の視認性が落ちて危険です。
また、カーシャンプーが乾燥してしまうとボディに白っぽいムラのような痕が残ってしまうなど、高温・炎天下での洗車は車にダメージを与えるリスクが高いです。
②しっかりと水で流さず洗い始めてしまう

洗い始める時にじゅうぶんな水で流さないまま洗うと、ボディに付着した汚れや砂が残りスポンジで洗う際にキズになる可能性があります。
出来るだけ水で流せる汚れや砂は流してしまいましょう。可能なら少し水圧が高いとより汚れが落ちやすくなり、洗車時のキズのリスクが減ります。
特に、車の下部や足回りは泥なども付着しやすいので念入りに行いましょう!
③自然乾燥させてしまう
洗車後、ボディに付着した水滴を放置していませんか。または、すぐに車を走らせるからとそのまま乗車し運転してはいませんか。
何度も言いますが、水道水がそのまま乾いてしまうとイオンデポジットというシミになります。ウィンドウで起こればウロコになります。
また水滴が残ったまま太陽光が当たると、水滴が虫眼鏡のレンズのような役割をはたし、光を集めてボディの塗装を焼き、デコボコになってしまうことも(ウォータースポット)。
ウォータースポットになってしまうと、ボディがデコボコになってしまうため、直すにはボディをポリッシャーなどで磨く必要があります。
(ウォータースポットによる劣化が進むと、磨いても直らないことも多いです)
少しの手間で大きな違いが生まれますので、水滴の拭き上げまでしっかりと行いましょう。
拭き上げには「マイクロファイバークロス」がおすすめです!!
(タオルなどはボディを傷つける可能性が高いです)
洗車のコツは!?

「たっぷりの泡で洗うこと」がポイント!!
バケツにカーシャンプーを入れて、勢いよく水を入れるようにするとたっぷりの泡が作れます。
お試しあれ!!
まとめ
①曇りの日や日陰の環境で、あまり気温が高くならない朝や夕方に洗う。
②あらかじめ水で落とせる汚れをしっかりと流す。
③マイクロファイバークロスを使ってボディに残った水滴を拭き上げる。
以上に気をつけて洗車を行うだけで車へのダメージをかなり減らすことが可能です。
いつまでも大切な愛車と楽しいカーライフをお楽しみください!