スタッフブログ 2025.12.01
【冬は車が汚れる季節】汚れる原因まとめと、冬の洗車のコツ


■ はじめに

冬になると「なんだか車がすぐ汚れる…」そんな風に感じたことはありませんか?

実は、冬は一年の中で 車が汚れやすい季節
しかも汚れ方に“冬特有の原因”が多く、放置してしまうと春には落ちにくくなるものばかりです。

今回は、

  • 冬に車が汚れる原因
  • お客様ご自身でできる洗車のコツ

これらをまとめてお伝えします。


■ 冬に車が汚れる原因まとめ


① 融雪剤(塩カル)の巻き上げ汚れ

冬の道路によく撒かれる「融雪剤」。
雪を溶かすために使われる 塩化カルシウム(塩カル) は、
ボディやホイール、そして下回りにこびり付きます。

放っておくと

  • サビの原因
  • ホイールの腐食
  • 下回りの劣化
    につながる、冬の大敵です。

② 霜・凍結による汚れの固着

朝、フロントガラスに霜がびっしりつく季節。
霜が付く → 溶ける → 汚れと混ざる → また凍る
の繰り返しで、汚れが固まり“落ちにくさ”が一気に増します。
また、冬は砂埃が舞いやすく、霜が解けた後に砂が定着しやすくもあります。

これによりガラスやドアミラーの汚れ固着は冬によく見られます。


③ ウォータースポットがつきやすい

冬は気温が低いために車のボディに付いた水滴が蒸発しにくく、
その結果、水滴に太陽光が当たり塗装面を傷めてしまう

  • ウォータースポット
    といった塗装ダメージが発生しやすくなります。

ウォータースポットは洗車では綺麗になりきらないので
ウォータースポット化する前に処理することが重要です。


④ 道路の泥+凍結防止剤の混合汚れ

雪解け・雨上がりの道路で、タイヤが巻き上げる泥と凍結防止剤が混ざると、
“こってりとした汚れ”になり、落とすのが困難になります。

特にドア下のサイドステップ付近は汚れやすい部分です。


■ 放置するとどうなる?冬の汚れの“リスク”

  • 白い水ジミ(ウォータースポット)が残る
  • ホイールや下回りのサビが進行
  • 塗装のツヤが落ち、くすみの原因に
  • メッキ部分の劣化が早まる
  • ガラス撥水の効果低下で視界不良

冬の汚れは、落ちにくくなる前に落とすことが大切です。


■ お客様ご自身でできる「冬の洗車」6つのコツ

冬は洗車が少し大変ですが、以下を押さえると仕上がりが大きく変わります。


① 冬場は気温の高い昼間のうちに洗う

朝晩は水が凍りやすい時間帯です。
寒くても日中に行うのがベスト。


② ぬるま湯を使うと汚れ落ちアップ(※熱湯は危険)

軽く温めた水は汚れが落ちやすくなります。
ただし**熱湯はガラス破損の危険あり!**注意してください。


③ 泡多めの洗車でキズ防止

冬の汚れは固いので、泡で摩擦を軽減すると効果的。
いつもより丁寧に泡を作り、優しく洗うのがコツです。
簡単に泡を作る方法は、カーシャンプーをバケツに先に入れ、
後から水流を上げた水を勢いよく入れると良く泡立ちます。


④ ホイール・下回りは入念に

冬の汚れの7割はこの2か所。
特に融雪剤はホイールに固着しやすいので、念入りに洗い流しましょう。


⑤ 拭き上げはしっかりと

寒い日に拭き上げが不十分な状態にしてしまうと凍結し、
サイドミラーやドアの可動部が動かなくなってしまうことも。
水滴が残るとシミの原因にもなるため、マイクロファイバータオルでしっかり拭き上げを。


⑥ ガラス撥水は冬の必需品

  • 凍結しにくい
  • 霜が取れやすい
  • 視界が良くなる

冬はガラス撥水をやっておくと朝が本当にラクになります。


■ とはいえ…冬に洗車をするのは寒くて大変

ご自身での洗車は難しい場面もあります。
ご面倒な冬の洗車は私たちにお任せください!


■ おわりに:冬の定期洗車で、春の美しさが変わります

冬の汚れは、
「つきやすい」+「落ちにくい」
という厄介な組み合わせ。

だからこそ、

  • 自宅でのケア
  • 後藤自動車「くるまの美容室」でのプロ洗車
    を組み合わせることで、愛車の美しさを長く保つことができます。

年末は大変混雑しますので、
早めのご予約・ご相談がおすすめです。

お気軽にお声がけください!

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