■ はじめに
冬になると「なんだか車がすぐ汚れる…」そんな風に感じたことはありませんか?
実は、冬は一年の中で 車が汚れやすい季節。
しかも汚れ方に“冬特有の原因”が多く、放置してしまうと春には落ちにくくなるものばかりです。
今回は、
- 冬に車が汚れる原因
- お客様ご自身でできる洗車のコツ
これらをまとめてお伝えします。
■ 冬に車が汚れる原因まとめ
① 融雪剤(塩カル)の巻き上げ汚れ
冬の道路によく撒かれる「融雪剤」。
雪を溶かすために使われる 塩化カルシウム(塩カル) は、
ボディやホイール、そして下回りにこびり付きます。
放っておくと
- サビの原因
- ホイールの腐食
- 下回りの劣化
につながる、冬の大敵です。
② 霜・凍結による汚れの固着


朝、フロントガラスに霜がびっしりつく季節。
霜が付く → 溶ける → 汚れと混ざる → また凍る
の繰り返しで、汚れが固まり“落ちにくさ”が一気に増します。
また、冬は砂埃が舞いやすく、霜が解けた後に砂が定着しやすくもあります。
これによりガラスやドアミラーの汚れ固着は冬によく見られます。
③ ウォータースポットがつきやすい

冬は気温が低いために車のボディに付いた水滴が蒸発しにくく、
その結果、水滴に太陽光が当たり塗装面を傷めてしまう
- ウォータースポット
といった塗装ダメージが発生しやすくなります。
ウォータースポットは洗車では綺麗になりきらないので
ウォータースポット化する前に処理することが重要です。
④ 道路の泥+凍結防止剤の混合汚れ
雪解け・雨上がりの道路で、タイヤが巻き上げる泥と凍結防止剤が混ざると、
“こってりとした汚れ”になり、落とすのが困難になります。
特にドア下のサイドステップ付近は汚れやすい部分です。
■ 放置するとどうなる?冬の汚れの“リスク”
- 白い水ジミ(ウォータースポット)が残る
- ホイールや下回りのサビが進行
- 塗装のツヤが落ち、くすみの原因に
- メッキ部分の劣化が早まる
- ガラス撥水の効果低下で視界不良
冬の汚れは、落ちにくくなる前に落とすことが大切です。
■ お客様ご自身でできる「冬の洗車」6つのコツ
冬は洗車が少し大変ですが、以下を押さえると仕上がりが大きく変わります。
① 冬場は気温の高い昼間のうちに洗う

朝晩は水が凍りやすい時間帯です。
寒くても日中に行うのがベスト。
② ぬるま湯を使うと汚れ落ちアップ(※熱湯は危険)
軽く温めた水は汚れが落ちやすくなります。
ただし**熱湯はガラス破損の危険あり!**注意してください。
③ 泡多めの洗車でキズ防止

冬の汚れは固いので、泡で摩擦を軽減すると効果的。
いつもより丁寧に泡を作り、優しく洗うのがコツです。
簡単に泡を作る方法は、カーシャンプーをバケツに先に入れ、
後から水流を上げた水を勢いよく入れると良く泡立ちます。
④ ホイール・下回りは入念に
冬の汚れの7割はこの2か所。
特に融雪剤はホイールに固着しやすいので、念入りに洗い流しましょう。
⑤ 拭き上げはしっかりと

寒い日に拭き上げが不十分な状態にしてしまうと凍結し、
サイドミラーやドアの可動部が動かなくなってしまうことも。
水滴が残るとシミの原因にもなるため、マイクロファイバータオルでしっかり拭き上げを。
⑥ ガラス撥水は冬の必需品
- 凍結しにくい
- 霜が取れやすい
- 視界が良くなる
冬はガラス撥水をやっておくと朝が本当にラクになります。
■ とはいえ…冬に洗車をするのは寒くて大変
ご自身での洗車は難しい場面もあります。
ご面倒な冬の洗車は私たちにお任せください!
■ おわりに:冬の定期洗車で、春の美しさが変わります
冬の汚れは、
「つきやすい」+「落ちにくい」
という厄介な組み合わせ。
だからこそ、
- 自宅でのケア
- 後藤自動車「くるまの美容室」でのプロ洗車
を組み合わせることで、愛車の美しさを長く保つことができます。
年末は大変混雑しますので、
早めのご予約・ご相談がおすすめです。
お気軽にお声がけください!