
春になると、
車のボディが黄色っぽくなっているのを
見たことはありませんか?
それは多くの場合「花粉」です。
「そのうち洗えばいい」
「雨で流れるだろう」
そう思って、
つい放置してしまう方も多いですが、
実は花粉の時期は、
車にとって意外と過酷なシーズンでもあります。
今回は、
花粉が車に与える影響と、正しい対策方法について、
プロの視点から分かりやすく解説します。
なぜ春は車に花粉が付きやすいのか?
春先に多く飛散する
スギやヒノキの花粉は、
とても細かい粒子です。

さらに、
車のボディは走行や摩擦によって
静電気を帯びやすく、
空気中の花粉を引き寄せやすい性質があります。
そのため、
- 屋外駐車
- 黄砂や砂ぼこりが多い環境
- 交通量の多い場所
などでは、
特に花粉が付着しやすくなります。
花粉は雨に濡れると「ベタつきやすく」なる
実は、
花粉の本当の問題は、
「雨や夜露に濡れた後」に起こります。

花粉は水分に触れると、
中に含まれる成分が溶け出し、
粘り気を持つようになります。
すると、
粉だった花粉が、
ボディにベタッと
張り付いた状態になります。
この状態で晴れて乾くと、
花粉が塗装面に
強く定着しやすくなります。
特に春は、
- 昼:花粉が大量に付着
- 夜:結露や雨で濡れる
- 朝:乾いて固着する
という流れが起きやすく、
知らないうちに、
ダメージが進行してしまいます。
花粉が原因で起こりやすい3つの影響
ウォータースポットができやすくなる
濡れた花粉が定着すると、
ボディ表面に
水分が残りやすくなります。
その結果、
ウォータースポット
(輪ジミ状の跡)が
できやすくなります。

花粉そのものよりも、
花粉+水分+乾燥の組み合わせが
問題になるケースが多いです。
洗車キズの原因になる

乾いた花粉には、
砂や汚れが
混ざっていることもあります。
この状態で、
そのままタオルで拭くと、
ボディに細かいキズが
入りやすくなります。
「軽く拭いただけなのに
傷が増えた」
という原因の多くは、
これです。
見た目がくすんでしまう
花粉が固着すると、
- 黄ばみ
- くすみ
- ツヤの低下
といった、
見た目の劣化につながります。
清潔感がなくなり、
愛車の印象も、
大きく下がってしまいます。
「雨が降ったから大丈夫」は間違いです

「雨で花粉は流れたはず」
そう思っていませんか?
実は、
雨は花粉を落とすどころか、
逆に定着させてしまうことがあります。
雨によって花粉が濡れ、
粘着性を持ったまま乾くことで、
ボディに残りやすくなるためです。
そのまま放置すると、
後から洗っても、
落としにくい跡になることもあります。
絶対にやってはいけないNG行動
花粉の時期に
特に多いNG行動はこちらです。
- 乾いたままタオルで拭く
- 雨任せで放置する
- 長期間洗車しない
- 水をかけずにいきなり洗う

中でも「乾拭き」は、
キズの原因になりやすいため、
注意が必要です。
正しい花粉対策・洗車方法
まずは水でしっかり流す

洗車の前には、
必ずたっぷりの水で、
花粉や砂を流しましょう。
いきなりこすらないことが、
とても重要です。
泡洗車でやさしく洗う

シャンプーの泡で、
汚れを浮かせながら、
やさしく洗うことで、
キズを防げます。
力を入れすぎないのが、
ポイントです。
こまめな洗車が最大の予防

花粉の時期は、
通常よりも、
少し早めのペースで、
洗車するのがおすすめです。
「汚れがひどくなる前に落とす」
これが、
塗装を守る最大のコツです。
コーティングでお手入れを楽に
コーティング施工車は、
花粉が固着しにくく、
洗車も楽になります。
春前や花粉シーズン前の施工は、
特におすすめです。
プロからのワンポイントアドバイス
実際に春先になると、
「洗ってもスッキリしない」
「水ジミが増えた気がする」
というご相談が、
増えてきます。
多くの場合、
花粉と水分を、
繰り返し放置してしまったことが、
原因です。
早めの洗車と、
定期的なケアが、
愛車を長くきれいに保つ、
最大のコツです。
まとめ|春こそ愛車のケアが大切です
花粉そのものは、
大きな問題にならなくても、
雨や夜露と組み合わさることで、
塗装トラブルの原因になります。
- 花粉は濡れると定着しやすい
- 放置すると水ジミの原因になる
- 正しい洗車で予防できる
春のちょっとした意識が、
愛車の寿命を、
大きく変えます。
洗車やコーティングについて、
お困りのことがあれば、
ぜひお気軽にご相談ください。