先日、近所の商店街のおやじさんと話をする機会があり、その話題になったんです。
会うたびに「昔は朝、店頭に商品を並べておけば夕方には売り切れたんだよ」と同じことを言います。
古き良き時代ということですが、僕たち現役生代はそこから学ぶことが大きいと思います。
「並べておけば売れた」
という言葉からは大きな学びを得ることができます。
それは生活者にモノがまだ普及していない時代だったということです。
だから、より効率良く商品を仕入れ並べるわけですが、それは大手には敵いませんよね。
圧倒的なバイイングパワーと流通規模の経済性では絶対に敵わない。
だから小さな商店は苦境に立たされたわけですが、モノが普及した今では大手も同じような状況に置かれています。
商品自体に差異はない。供給過多。価格競争。
「並べておくだけでは売れない」
そういう時代に拍車がかかってしまったのです。
そうなると相当な工夫が要ります。
創造性が求められる時代になった。
米澤晋也氏ブログより