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社長ブログ 2016.05.01
悦び上手になって悦ばせ上手になる

ある本からだいぶ長いです

ここから

九州の熊本にある寿司屋があります。感じのいい方ですが、とても頑固な親父さ

んがやっている、一見客お断りの寿司屋です。

この寿司屋は値段が書いてありません。気に入らないお客さんが来ると、二度と

来るなという顔もしますし、目の前で四人で二〇万円くらい請求されているお客さ

んもいたそうです。それは二度と来るなというサインですね。

そういう店に友人に連れて行ってもらいました、私。

そのあくる日、友人がその店にお礼の電話をかけたとき、その頑固な親父さんが

こう言ったそうです。

「あの横浜から来た髭のおじさん、彼をまた連れてこい」

どうやら私のことを気に入ってくれたようです

なぜでしょう。

私達がたくさんお金を払ったからじゃありません。

きつと私達が騒がしいお客さんだったからでしょう。一品出てくるごとに、「う

わー・これすごいね・親父さん、何これ」とか、一個食べるごとに「これはスゴ

イ!これはいったい何だー」とか言うわけです。それが良かったんでしょう。

私、悦んだら正直に態度に出すたちなんです。

何も恥ずかしいことでも何でもない。うれしいんだから態度に出す。

そうすると・親父さんも気分がいい。そうかそうか、じゃあこれも食えという話

です。

でもそういうことはよくあると思いませんか?

あなたが悦び上手になるということも、大してむずかしいことではありません。

うれしいことがあったら、素直に態度に出せばいいんです。

「うわ・これは何だ」とか、「いやすごいね、これ。親父さんこれ何?.」とか。あ

のマンガ・『美味しんぼ』みたいな感じです。知ったかぶりをするとか、うんちく

を語るとかいうことではありません。「悦び」を素直に態度に表すということで

す。その場で。

なかなか素直になれない人がいます。

でもやってみると、このほうが自分の気持ちも豊かになることがわかります。

また相手もいい仕事をして、そうして「悦び」を態度に出されることは、うれし

いことですから、そこにまた「悦び」の与え合いがあります。そうした「悦び」の

与え合いを味わうことで、どんどんとあなたは「悦び」を動力にして儲けるための

商人になっていきます。

ぜひ「悦び上手」になってください。

それが「悦ばせ上手」への最短距離であり、実はあなたの毎日が「悦び」に満ち

る最短距離でもあるのです。

「また買いたい」と思わせる「悦び」の方程式」小阪裕司著 P192 より

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