『自分にも他人にも厳しい立派な人』
【許す】は【ゆるます】
何をやらせても上手くできて、周りから高い評価を受けている人がいます。
そういう方の中には、自分に厳しい分、他人に対しても厳しい人が多いです。
自他ともに厳しいと言うのは、立派な人のように思いますが、自他共に「許していない人」なのかもしれないですね。
体に痛みを持っている人や、悩み苦しみをたくさん抱えている人というのは、自らの価値観を持っています。
「自分や他人を認めていない」、「許していない」のかもしれません。
【許す】と言う言葉の語源は【ゆるます】だそうです。
【許す】と言うのは、自分のぴんと張った神経、つまり、“あれでなければいけない”、“こうあるべきだ”というような価値観を【ゆるます】と言う意味です。
【ゆるます】ことが【許す】ことであって「許す事」はすなわち「受け入れる」こと。
【許す】とは全てを「受け入れる」
他人もそうですが、自分を許していない人が結構います。
“このままじゃいけない”、“もっともっと努力せねば”と、ずっと自分で自分を痛めつけているのです。
自分のことも周りの状況も、全部許し受け入れられると、痛みは和らいでいくようです。
【*参考文献;小林正観著『楽に楽しく生きる』】
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