メカニック柴崎からの整備事例のご紹介です。
今回のテーマは「ブレーキの不調」
一つ間違えば大事故に繋がりかねない大切な部分です。
今回はどんな原因が潜んでいたのか。早速見てみましょう!!
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車検で入庫した車両だったのだが車両を移動させようとブレーキペダルを踏みエンジンを始動させようとしたらペダルが奥までスコーンと入ってしまうではありませんか!
状況がわかってない自分はかなり焦ったのだがオーナー様からブレーキがおかしいと受付時に話があったらしい…
とりあえずこのままでは自分達も危ないので注意しながら工場に車両を入れて現状の確認しますかね…
漏れてますね…
ブレーキパッドの使用限界を越えてもそのままにしていた結果、内側のパッドがサポートから脱落しブレーキローターをキャリパーピストンで押していたようですね…
結果的にキャリパーからピストンが飛び出てフルードが漏れたという事か…
ブレーキパッドとローターとブレーキキャリパーの交換と車検を実施してこちらの車両も無事に出庫しました。