社長ブログ 2020.12.25
10倍の発注ミス

『10倍の発注ミス』

ある牛乳宅配の店でのお話です。

この店では、ある日、発注ミスによって、コーヒー牛乳を通常の10倍も仕入れてしまった。

賞味期限の短い商材ゆえに、このようなときには、通常なら叩き売りをして、残りは、廃棄処分にするしかありませんね。

しかし、彼はそう考えず、代わりに顧客にDMを送ったのです。

その見出しには次のように書いたのです。

<冷蔵庫開けると、そこには、そびえ立つコーヒー牛乳がドッカーンと山!>

そして、やや冗談交じりに、発注ミスをした自分たちを助けてほしいと訴えたのです。

すると、顧客から次々と注文が入った。

中には一度買った上で、賞味期限ギリギリに、再び買いに来た人がいたほどでした。

しかし、相手は今、牛乳の宅配を受けている人たちだけです。

この短期間に、大量のコーヒー牛乳を買う必要などありません。

それにもかかわらず、彼らは、ぞくぞくと購入し、ついには10倍のオーダー分が完売してしまったのです。

ここで生じた購買動機「買いたい」の気持ちは、何なのでしょう?

その動機は、コーヒーに対するものではない。

最終的に、その商品を買う行動は同じですが、動機は、コーヒー牛乳が飲みたくなったからではありません。

顧客は、彼らを助けたくて商品を買ったのです。

それは、ある顧客の次の言葉に表れています。

「お世話になっているから、力になりたかったです」と。

顧客と絆のある素晴らしい実話です。

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