どの会社も、毎年、同じ事業活動をしています。
創業記念日・入社式・夏物の仕入れ・お得意様を集めたゴルフ大会・社員旅行など。
これらは、大体、同じ時期に繰り返されているのですから、
毎年、変わらないものをはっきりさせておけば、年間スケジュールはすぐに決まります。
多くの社員は、1年先のことは分からないと言いますが、
分からないのは、むしろ明日のことです。
スケジュールをパターン化したら、翌年は、日付を変えるだけ。
その日が祝祭日に当たった時だけ、前後にずらせば良いので、
生のスケジュールを簡単に作成できます。
もし、予定がオーバーブッキングしたのなら、2つのスケジュールのうちのどちらが優先かを考えます。
そして、優先順位の高い方を選び、優先順位の低い方を別の日にずらせばいいだけの話です。
完成したスケジュールは、グループウェア等で公開するほか、
社員に配布する経営計画書に転記したり、社員が持つ携帯端末にデータを入れておきます。
こうすることで、いつでもどこでもスケジュールを確認し、共有できるのです。
事業年度のスケジュールの見える化が、結果的には社員の時間の節約にもつながります。
このようにすれば、簡単に年間スケジュールが出来上がります。