スタッフブログ 2026.08.15
洗車してもボディがザラザラするのはなぜ?

愛車に付着する「鉄粉」の正体

きれいに洗車をしたはずなのに、

ボディを触ってみると、
なぜかザラザラしている。

そんな経験はありませんか?

砂や泥は落ちているのに、
手触りだけが滑らかにならない。

そのザラつきの原因は、

ボディに付着した
「鉄粉」かもしれません。

鉄粉は、
普段の洗車だけでは落としにくい
汚れのひとつです。

特に白やシルバーなどの
明るい色の車では、

鉄粉による汚れは小さな茶色や黒っぽい点として
見えることもあります。

今回は、

鉄粉が付着する原因や、
放置した場合の影響、

除去するときの注意点について
ご紹介します。

車に付着する「鉄粉」とは?

鉄粉とは、
その名前のとおり、

非常に細かな鉄の粒です。

空気中を飛んでいる鉄の粒が
ボディに付着し、

走行中の風や雨、
時間の経過などによって、

塗装面に食い込むように
残ることがあります。

鉄粉の発生源は、

  • 車のブレーキから発生するブレーキダスト
  • 鉄道の車輪やレールから出る細かな鉄の粉
  • 工場や工事現場から飛んでくる金属の粉
  • 車両の走行などで発生する道路上の粉じん

などが挙げられます。

この他にも私たちが普段車を使っている環境にも、
鉄粉の発生源はあるため、

日常的に鉄粉が付着する可能性があります。

鉄粉を放置するとどうなる?

鉄粉が付着したからといって、

「少しくらいザラザラしていても
問題ないだろう」

と思われるかもしれません。

しかし、
付着した鉄粉は、

雨や湿気にさらされることで
少しずつ酸化していきます。

やがて、
茶色いサビのような点として
目立つようになることがあります。

特に白やシルバーなどの車では、

小さな茶色い点が増えることで、
洗車をしても、

きれいになったように
見えにくくなることがあります。

さらに鉄粉が増えると、
ボディ表面の滑らかさが失われます。

表面に細かな凹凸ができることで、

水分やほかの汚れが
引っ掛かりやすい状態になります。

ボディに水分が残りやすくなったり、
水切れや拭き上げが
均一になりにくくなったりすることで、

水ジミができるリスクを高める
一因になることがあります。

ボディに残った水滴が乾燥すると、

水に含まれていた
ミネラル分などが表面に残ります。

これが繰り返されることで、

  • 白い輪のような水ジミが目立つ
  • ボディの艶がぼやけて見える
  • 車全体がくすんだ印象になる
  • 水弾きが不均一に見える
  • 洗車後もきれいになった実感を得にくい

といった、
美観上の問題につながります。

水ジミが長く残り、
固着や塗装面への影響が進んだ場合には、

通常の洗車だけでは落とせず、

専用の除去剤や研磨が
必要になることもあります。

また、
鉄粉そのものも、

時間が経つほど酸化・固着し、
取り除きにくくなります。

付着して間もない段階であれば、

鉄粉除去剤で
対応できることがあります。

しかし、
固着が進んでしまうと、

専用の粘土やクロスを使った処理、
場合によっては研磨が
必要になることもあります。
(※研磨で鉄粉をとるということではなく、
鉄粉をとる際に傷つけてしまった車体の
傷を処理するのに研磨が必要になることがあります)

強い作業が必要になるほど、

塗装やコーティング被膜にかかる
負担も大きくなります。

つまり、
鉄粉を放置するデメリットは、

鉄粉を足掛かりに、
水分や汚れが残りやすくなり、
愛車全体の美観を保ちにくくなること

大切なのは、
洗車後にザラつきや
茶色い点が残っていることに気付いたら、

無理にこすらず、
早めに対処することです。

なぜ普通の洗車では落ちにくいのでしょうか?

鉄粉は、

塗装面に刺さるように
付着していることがあります。

そのため、
カーシャンプーで洗うだけでは、

完全に取り除けない場合があります。

ここで注意したいのが、

ザラつきを落とそうとして、
スポンジやタオルで
強くこすらないことです。

鉄粉が残った状態でこすると、

鉄の粒をボディ上で引きずり、
細かな傷を付ける可能性があります。

洗車で落ちないからといって、
力を入れてこするのは避けましょう。

鉄粉除去剤を使うとコーティングは剥がれる?

鉄粉を取り除く方法のひとつに、
液体の鉄粉除去剤があります。

鉄粉に薬剤を反応させて、
落としやすい状態にするものです。

反応した部分が、
紫色などに変化する製品もあります。

鉄粉除去剤を使用したからといって、

必ずコーティングが
剥がれるわけではありません。

コーティング施工車に対応した製品を、
説明書どおりに使用すれば、

被膜への影響を抑えながら
鉄粉を除去できる場合があります。

ただし、すべての製品が、

ボディやコーティング施工車に
使えるわけではありません。

中には、

ホイールに付着した
頑固なブレーキダストを落とすために
作られた製品もあります。

使用前には必ず、

「ボディに使用できるか」

「コーティング施工車に対応しているか」

を確認しましょう。

また、次のような使い方は、

塗装やコーティング被膜に
影響を与える可能性があります。

  • 炎天下で使用する
  • 熱くなったボディに使用する
  • 指定時間より長く放置する
  • 薬剤を乾燥させる
  • 使用後のすすぎが不十分
  • 使用できない素材や部分に使う

保証やサポートの付いた
コーティングを施工している場合は、

使用前に施工店へ確認すると安心です。

粘土やクロスを使う場合も注意が必要です

鉄粉除去には、

専用の粘土やクロスを使って、
鉄粉を物理的に取り除く方法もあります。

しつこい鉄粉を
除去できる場合がある一方で、

使い方を誤ると、

細かな傷を付けたり、
コーティング被膜に負担をかけたりする
可能性があります。

特に、

砂や泥が残った状態で使ったり、
強くこすったりすると、

傷の原因になります。

自分で作業する場合は、

  • 事前にしっかり洗車する
  • ボディが冷えた状態で行う
  • 目立たない場所で試す
  • 十分な水分や専用の潤滑剤を使う
  • 強い力でこすらない
  • 作業後は十分に洗い流す

といった点に注意しましょう。

ザラつきの原因は鉄粉だけとは限りません

ボディのザラつきが、
すべて鉄粉とは限りません。

塗装ミストや樹液、
ピッチ・タールなど、

別の汚れが原因になっていることもあります。

洗車しても取れないザラつきはご相談ください

鉄粉を無理にこすったり、
強い薬剤を自己判断で使ったりすると、

細かな傷や、
コーティング被膜への影響に
つながることもあります。

洗車しても取れないザラつきや、
ボディに残る茶色い点が気になる場合は、

お気軽に後藤自動車まで
お電話、または、LINEにてご相談ください。

場合によっては愛車の状態を確認したうえで、

適したお手入れ方法を
ご案内いたします。

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