孔子が慢心をいさめた「宥座之器(ゆうざのき)」。
2020年11月商工会議所の研修で、栃木県足利市にある日本最古と言われる足利学校を訪れたときのこと。
おもしろい機械?を見つけました。
鎖の2点で金属製の器が吊ってあり、そこに柄杓が置いてあります。
「水を注いでみてください。」と書いてあります。
下の水を柄杓ですくって容器に入れていく・・・
その後、どうなるか?
「宥座(ゆうざ)」とは、常に、身近に置いて戒めとするという意味です。
孔子の説いた【中庸】ということを教えるものだそうです。
器が空の時は傾き、水がちょうど良いときは真っ直ぐに立ち、いっぱいに入れるとひっくり返ってこぼれてしまいます。
孔子は、“いっぱいに満ちて覆らないものは無い”と、慢心や無理を戒めました。
時々、水が溢れる映像を思い出して、自分を戒めましょう。
調べてみると、湯島の聖堂など色々のところのにあるようです
↓こちらから、水が溢れる動画が見られます!